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管理者のつぶやき
大げさじゃないけれど、大事なこと
2026-2-10
日々のデイサービスの中で、ずっと心に引っかかっていたことがあります。
それは「申送り(申し送り)」や「連絡帳」が、
いつの間にか“できなかったこと「注意が必要なこと」
ばかりを伝える場になっていないだろうか、
という疑問です。

痣があった、歩行が不安定だった、食事量が少なかった——。
もちろん、怪我や体調変化はとても大切な情報で、
必ずご家族にお伝えしなければなりません。
ただ、それだけで一日を終わらせてしまって良いのだろうか。
そんな思いが強くなりました。

ある日の朝礼で、利用者さんは7名来所されていましたが、
特記事項の報告だけでは6名分しか話題に出ませんでした。
「〇〇さんは?」と聞くと、
「特に何もありません」と返ってきました。
でも、“何もなかった”ということは、
穏やかに過ごされ、問題なく一日を終えられた、
とても良い一日だったということでもあります。

それが言葉にならず、
まるでその方がいなかったかのように感じられたことが、
とても悲しく感じました。

私たちは改めて考えました。
この報告は、誰のためのものなのか。
申送りや記録、連絡帳は、
最終的にはご家族に「今日の様子」を伝えるためのものです。

今日こんな声かけをしたら体を動かしてくれた。
この話題で笑ってくれた。
体操に最後まで参加できた。
レクリエーションで、たくさん笑顔が見られた。
食器拭きや洗濯干しを、率先して手伝ってくれた。

そんな日常の一場面こそ、
ご家族が知りたい大切な情報だと私たちは考えています。

連絡帳に 「穏やかに過ごされていました」
「笑顔が多く見られました」 と書かれているだけで、
ご家族は安心し、嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。

送迎の際に、 「今日、こんなことがあったんですよ」と
職員から一言添えられた時、
“この場所で大切に過ごしているんだな”と
感じていただけたら、これ以上嬉しいことはありません。

私たちは、 申送りを「悪いところ探しの時間」ではなく、
その人の一日を、次につなぐ時間にしたいと考えています。
これからも、 安心・安全はもちろん大切にしながら、
その方らしく過ごせた一日を、
ご家族にきちんと届けられるデイサービスでありたいと思います。

デイサービススローライフおびこ

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