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スローライフおびこの3つのたいせつ

— 失われた日常生活を取り戻すために —
  私たちが大切にしている、3つの視点をご紹介します。
①「その人の“これまで”と“これから”を大切に」
認知症の方に対して、「お餅を食べたら喉に詰まる」「包丁を持たせるのは危ない」「何でも食べてしまう」といった、いわゆる“都市伝説”のようなイメージが語られることがあります。
でも、私たちは「できない」と決めつけません。
スローライフおびこでは、
 • お餅を食べる
 • ナイフで果物の皮をむく
 • お針子をする
など、これまでご本人が当たり前にしてきたことを、これからも続けられるようサポートしています。実際にこうした活動の中で、大きな事故が起きたことはありません。
私たちが大切にしているのは、「認知症だからダメ」ではなく、
「その人はどうしたいのか?」
「どうすれば、それが安全にできるのか?」
という視点です。
“できないこと”を見るのではなく、“その人らしさ”に目を向け、やりたいことを一緒に考え、実現のお手伝いをしています。
②「食べる」は大切な人生のしあわせ
スローライフおびこでは、ほとんどの利用者さまに包丁を手にしていただいています。いくつになっても、長年の経験で身についた家事の動きは、体がしっかりと覚えています。
慣れない創作活動より、包丁や針仕事のほうが手馴れていて、みなさんとても生き生きと取り組まれます。
年中行事やイベントでは、自分たちで料理をします。
日常的にもおやつ作りを行い、調理の音や香りが食欲を刺激し、普段よりたくさん食べてくださることも多くあります。
「美味しいものを食べること」は、心も体も元気にする、なによりの力です。

調理の一例:
 ・お米を研ぐ、炊く、盛り付ける
 ・果物の皮むき、野菜を切る
手作りメニュー例:
 ・プリン、パフェ、蒸しパン、ホットケーキ
 ・桜もち、お汁粉、どら焼き、ぼた餅
 ・お鍋、たこ焼き、お好み焼き、流しそうめん
③ 外に出かけることも、大切なリハビリです
外出は、効果的な機能訓練のひとつです。
デイサービスに来ることも立派な外出ですが、さらに外へ足をのばすことで、自然にたくさん歩き、体を動かす機会が増えます。
また、外の風や季節の花々、美しい景色にふれることで、心も大きく刺激されます。
私たちは、できるだけ「施設の中だけで完結しない暮らし」を大切にしています。

外出先の一例:
 • とかち村、喫茶店、ペットショップ
 • そば屋、回転寿司、ファミリーレストラン
 • グリーンパーク、道の駅、藤棚、ハナック
ご本人の「やってみたい」「行ってみたい」という気持ちを大切に。安全に配慮しながらも、その人らしい毎日をサポートしていく。それが、私たちスローライフおびこの想いです。

デイサービススローライフおびこ

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