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管理者のつぶやき
言葉が出てこないときに、起きていること
2026-2-3
管理者として仕事をしていると、
「なぜ自分たちで決めないのだろう」
「どうして、何も言われるまで動かないのだろう」
そんなもどかしさを感じることがあります。

相談が多いわけではありません。
むしろ逆です。
こちらから「これはどうなの?」と聞かない限り、
話題にもならず、判断もされない。
気づいていても、考えていても、
言葉にされないまま時間だけが過ぎていく。
そんな場面に出会います。

判断の基準は示している。
理由も説明している。
否定しているつもりもない。
それでも、現場は静かです。
意見も、提案も、返ってこない。

最初は、忙しさや遠慮の問題だと思っていました。
けれど、よく見ていくと、
別の違和感を感じるようになりました。

それは、
考えること自体が止まっているのではないか
という感覚です。

「どう思う?」と聞いても、
返ってくるのは沈黙。
「どちらがいい?」と投げかけても、
判断は委ねられたまま。
考えがないわけではないはずなのに、
言葉にされない。

否定されるかもしれない。
修正されるかもしれない。
そう思ううちに、
考えて決めるより、
何も言わずに待つ方が安全になる。
その結果、
現場から“考えるという動き”が少しずつ消えていく。

基準を示すことは大切です。
理論で説明することも必要です。
ただ、基準は判断の助けになるためのものであって、
思考を止めるためのものではありません。

誰かが声をかけるまで動かない現場は、
一見、波風が立たないように見えます。
けれど実際には、
判断が先送りされ、
責任も曖昧になり、
同じところで立ち止まり続けることになります。

おびこは小さな事業所です。
だからこそ、
一人ひとりが
「どうするかを考える」
「考えたことを言葉にする」
その役割を持つことが欠かせません。

管理者が問いを投げ続けなければ動かない現場は、
健全とは言えません。
問いがある前に、
考えがあること。
判断があること。

沈黙ではなく、
不完全でもいいから言葉が出てくる現場であってほしい。
そんなことを、
日々のやり取りの中で感じています。

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